2012年12月4日火曜日

東京からおよそ1000km離れた瀬戸内海の離島に滞在した時、ひっそりとしたその一軒宿の庭先に住み着いていた子ネコとの出会いが忘れられず、1ヵ月後に迎えに行きました、、

食後の見上げ

2012年12月2日(

 20時06分のぞみ42号で品川駅に到着


 うちの家内はこの日の朝、新幹線を広島で乗り換え徳山駅まで約4時間半の旅、そして 港まで歩き、徳山港からフェリーに揺られて40分で馬島港にようやく到着。

 ルーシーはこれまで面倒を見てもらっていた宿の親切なお兄さん(Hさん)に連れられて、一緒に見送りに来てくれていたスタッフのお姉さん(Nさん)のダウンジャケットの胸から顔を出して待っていました。

 
 今年の春先に母猫(真っ黒)と兄弟たちと宿の庭先や玄関先に現れるようになっていたルーシーはその後、一人だけ親離れができず、今日まで宿に住み着いていました。兄弟たちは早々に自立して坂の下の港あたりでご飯をもらうようになり、宿には来なくなったそうです。それでも母猫の真っ黒はご飯はどこかで食べて宿には昼寝に顔を出す気ままな生活を送り、ルーシーは母猫にくっついては叱られていたのです。
 
 10分後にフェリーが出港し、可愛がってもらっていたHさんと涙のお別れをしました。初めての船旅はフェリーの振動と騒音で少し怯えていました。キャリーケースに入っているのに、ペットは客室に入ってはいけないと心の狭いおばさんに言われ、雨降る寒空のなかデッキで40分過ごしました。
 徳山からの新幹線では暖かったので比較的リラックスして、カリカリなどたまにつまみながら品川まで約4時間半を過ごしました。

 我が家に到着したルーシーは物怖じすることもなく部屋を探索し、ものすごい勢いで猫缶を平らげ、もっとくれと催促しました。


 ちなみにルーシーという名前はHさんが呼んでいたものをそのまま頂戴しました。

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